「皆!ゴールデンウィークはどの様に過ごすか予定決めてる?」
「私は家で恋人と過ごす予定」
「えっ?恋人と?」
「だって、コロナにかかるリスクを考えたら家で恋人や家族と過ごす方が安全だし」
「僕も今回は出掛けずに実家でのんびり家族と過ごす予定だよ」
「キャベツも今回は出掛けないよね?」
「この裏切り者達め〜」
「いやいや、その変なテンションは嫌な予感がするんだけど、、、」
「まさか、出掛けないよね??」
「こちとら、会社でのストレス我慢出来てたのは、このゴールデンウィークに色々発散出来ると信じてたから、頑張れてこれたんだわ!」
「1人暮らし、彼女も居ない僕にはこのゴールデンウィークずっと引きこもるなんて出来んよ!」
「いやいや、コロナ掛かるかもしれんよ!」
「掛かってもいいよ!」
「ぶっちゃけ、30歳独身、彼女なしの僕が掛かっても失うリスクないし、ってか会社でのストレスどっかで発散しないとゴールデンウィーク明けの会社で仕事やれる自信ないし」
はい。
と言うわけで、ちょっとした茶番でした笑
まあ、これは実際に友達内であったやり取りです笑
最後ら辺に、「コロナ掛かってもいい!」って言うのは、本当にそれぐらい思ってました。人間精神的に追い込まれるとそう思いますよ!ちなみに、僕が今回の登山を決行した決め手は、一人でIKEAに行って家具を見ていた時に、周囲が”家族連れ”、”恋人同士”しかいない事に気づいた時です。なんか、幸せそうな人達を見ていたら、凄く悲しくなったんですよね笑。流石に、僕の心が折れそうでした笑。「なんで僕は一人で居るんだろ?寂しすぎない」ってね笑。その時「この場から早く立ち去って、一人で山に行こう!山なら幸せそうな人が居ないから、心が安らぐはず」。そう思った時には勝手に行動していましたね笑。
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はい!と愚痴はこの辺にして、ここからが本題です!笑
今回は、著者(キャベツ)が蓼科山を日帰り登山した際の内容を記事にしています。
車で行くなら”蓼科山七合目駐車場”がオススメ!
今回は、お手軽に登山したいと思っていたので、今回はここに車を駐車しました。
ちなみに、写真でも分かる様に車は、僕だけでした笑
流石に、ちょっと罪悪感に襲われました笑
車でのアクセスですが、ここまでは凄く分かりやすく、また写真でも分かるように駐車場はめっちゃ広いのでよっぽど簡単に誰でも駐車できると思います。
タイムスケジュール・登山ルート
時間だけ見てもらうと分かる様に結構簡単に登れます。
あと、予定していた通り、昨日から降っていた雨は引き続き降っていたのでカッパを着ての登山になりました。
雨の中の登山は初めてだったので、楽しさ半分、面倒くささ半分って感じでしたね笑
しかし、今回の登山実は1つ予期せぬ事態が発生したのです、、、
5月だけど雪がある?アイゼンは必要?!
歩いていたら突然、大量の雪が山道に現れたのです!笑
一応、事前に「残雪があるからアイゼンが必要」ってのは知っていたので、軽アイゼンを持参していたのですが、流石に焦りました。
なんせ、雨も降っていたし、そもそも5月に雪なんかあっても少しかな、って思っていた所に大量の雪!
「こんなの荷物になるだけだから不要だろ」って思っていたけど、持って来ていて良かったと思いました。
今回は、前回、大菩薩嶺を登った時に用意していた軽アイゼンを着用!
実際、軽アイゼンを使った感想は、「アイゼン無しには雪山は歩けない!」これはすごく感じました。
特に、今回は、一人で登山で、しかも残雪登山は初めてだったので不安だらけでしたけど、事前に登山について色々勉強していたのでなんとか乗り切れました。
だけど、実際あまりこういうのって良くないと思うので、不安だったら下山するべきだったかもしれません。それは少し、反省しないといけないと思いました。
残雪登山はめっちゃ疲れる?!
僕は、1ヶ月前から、毎週20kmランニングしたり筋トレをして結構体力には自信がありました。
確かに、残雪は想定外だったけど、体力には自信があったので体力面での不安はありませんでした。しかも事前の調査で、蓼科山は、日本百名山の中でも比較的登りやすい、と言う情報も得ていました。
しかし、実際は、残雪登山でアイゼンは着けているとはいえ、慣れていない雪の上と言う事もあり、滑らない様、全身に力を入れて歩くのでめっちゃ疲れました。しかも、雨降っているから、カッパ着ているからサウナみたいに暑いし。あと、めっちゃ坂が急で本当に歩きにくい。この時、「やっぱ登り易いとはいえ日本百名山だな」と思いました。
山頂から見る景色は絶景!神様ありがとう!
道中大変だったんですけど、山頂から見る景色は絶景でした。
今まで、会社でのストレスや、恋愛がうまく行かない事が続いてた事もあり「神様はいないのかな?神様はいつも僕に厳しい試練を与えるなぁ」っていつも不満に思っていました。
しかし、この絶景を見た時、「神様はいるかも!この景色を見せる為に神様は試練を与えていたのかな
?」って思うぐらい今までの不満を一瞬で吹き飛ばしてくれました。アニメや漫画の見過ぎだろ、大袈裟すぎるよ、って思うかもしれませんがそれぐらい、この景色に僕は救われました。
山には良い人しかいない
雲の下は雨だったのですが、山頂は凄く晴れており、また、早朝でコロナの関係で人が誰もいなかったので一人でひたすら写真撮影をしていました笑
あまりに夢中になり一人撮影をしていたら、、、、
山小屋から元気な娘さんとそのお母さんが出て来て楽しそうに写真を撮り始めました。
僕は、それを「凄く楽しそうだな」って思い見てました。
その様子を羨ましいそうにずっと見ていたら、
そのお母さんが、「よければ撮影しましょうか?」と声をかけてくれ、
僕はたまらず、お願いします!と言いました。
ここで驚いたのが、ただ撮影するだけでなく「こっちだと背景が悪いから、しっかりアルプスが映る方向に立って!せっかく良い景色なんだから!」と色々アドバイスを。
写真を撮り終えた時には、凄くこの家族から元気を貰っていました。
このゴールデンウィークは楽しい事が無いかもと諦めていたけど、山にきてこんな素敵な家族に出会って本当に良かったと思います。
今回の登山は、確かに世間的にコロナでまん延防止という事で、出歩くのは良くない事です。だから、偉そうに言える事ではありませんが、今回の登山は僕にとっては凄く意味のある登山になりました。
早くコロナが治って登山仲間と山に登って今度は仲間と共有できればいいな、と思います。
って事で今回はここまで!終わり!
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